VB.NET「印刷」ダイアログを表示する

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CommonDialog ある「印刷」ダイアログを表示するには、System.Windows.Forms.PrintDialog クラスの ShowDialog メソッドを使用します。ShowDialog メソッドは、どのボタンを選択したかを戻り値にて取得可能です。

以下の例では、オプションを担うプロパティが列挙されていますが、必要ないものは削ってください。

サンプルコード

以下にサンプルコードを示します。

VB.NET 全般
    ' PrintDialog の新しいインスタンスを生成する (デザイナから追加している場合は必要ない)
    Dim PrintDialog1 As New PrintDialog()

    ' PrinterSettings の新しいインスタンスを生成する (必須)
    PrintDialog1.PrinterSettings = New System.Drawing.Printing.PrinterSettings()

    ' プリンタ名を指定する
    'PrintDialog1.PrinterSettings.PrinterName = "PrinterName"

    ' 印刷範囲を「ページ指定」にする
    PrintDialog1.PrinterSettings.PrintRange = System.Drawing.Printing.PrintRange.SomePages

    ' 印刷範囲で指定可能な最大ページ数を設定する
    PrintDialog1.PrinterSettings.MaximumPage = Short.MaxValue

    ' 印刷範囲で指定可能な最小ページ数を設定する
    PrintDialog1.PrinterSettings.MinimumPage = 1

    ' 印刷開始ページを設定する
    PrintDialog1.PrinterSettings.FromPage = 1

    ' 印刷終了ページを設定する
    PrintDialog1.PrinterSettings.ToPage = Short.MaxValue

    ' [ファイルへ出力] チェックボックスを有効にする (初期値 True)
    'PrintDialog1.AllowPrintToFile = True

    ' [ファイルへ出力] チェックボックスをオンにする (初期値 False)
    PrintDialog1.PrintToFile = True

    ' 印刷範囲のページ指定を有効にする (初期値 False)
    PrintDialog1.AllowSelection = True

    ' 印刷範囲のページ指定を有効にする (初期値 False)
    PrintDialog1.AllowSomePages = True

    ' [部単位で印刷] チェックボックスをオンにする (初期値 True)
    'PrintDialog1.PrinterSettings.Collate = True

    ' 部数を設定する
    PrintDialog1.PrinterSettings.Copies = 8

    ' [ヘルプ] ボタンを表示する (初期値 False)
    PrintDialog1.ShowHelp = True

    ' [ネットワーク] ボタンを表示する (初期値 True)
    'PrintDialog1.ShowNetwork = True

    ' ダイアログを表示し、戻り値が [OK] の場合は印刷の処理を実行する
    If PrintDialog1.ShowDialog() = DialogResult.OK Then
        MessageBox.Show("ここに、印刷の処理を実装してください")
    End If

    ' 不要になった時点で破棄する (正しくは オブジェクトの破棄を保証する を参照)
    PrintDialog1.Dispose()

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