VB.NET「フォントの設定」ダイアログを表示する

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CommonDialog である「フォントの設定」ダイアログを表示するには、System.Windows.Forms.FontDialog クラスの ShowDialog メソッドを使用します。ShowDialog メソッドは、どのボタンを選択したかを戻り値にて取得可能です。

以下の例では、TextBox に設定されたフォントを初期設定とし、ダイアログで選択したフォントを、TextBox に適用しています。オプションを担うプロパティが列挙されていますが、必要ないものは削ってください。

サンプルコード

以下にサンプルコードを示します。

VB.NET 全般
    ' FontDialog の新しいインスタンスを生成する (デザイナから追加している場合は必要ない)
    Dim FontDialog1 As New FontDialog()

    ' 初期選択するフォントを設定する
    FontDialog1.Font = TextBox1.Font

    ' 初期選択する色を設定する
    FontDialog1.Color = TextBox1.ForeColor

    ' 選択可能なフォントサイズの最大値を設定する
    FontDialog1.MaxSize = 24

    ' 選択可能なフォントサイズの最小値を設定する
    FontDialog1.MinSize = 9

    ' 存在しないフォントやスタイルを選択すると警告を表示する (初期値 False)
    FontDialog1.FontMustExist = True

    ' 色を選択できるようにする (初期値 False)
    FontDialog1.ShowColor = True

    ' 取り消し線、下線、テキストの色などのオプションを指定可能にする (初期値 True)
    FontDialog1.ShowEffects = True

    ' [ヘルプ] ボタンを表示する (初期値 False)
    FontDialog1.ShowHelp = True

    ' [適用] ボタンを表示する (初期値 False)
    FontDialog1.ShowApply = True

    ' 非 OEM 文字セット、Symbol 文字セット、ANSI 文字セットを表示する (初期値 False)
    FontDialog1.ScriptsOnly = True

    ' 固定ピッチフォント (等幅フォント) だけを表示する (初期値 False)
    FontDialog1.FixedPitchOnly = True

    ' スクリプト ボックスの文字セットを変更可能にする (初期値 True)
    'FontDialog1.AllowScriptChange = True

    ' GDI におけるフォント表示をシミュレーション可能にする (初期値 True)
    'FontDialog1.AllowSimulations = True

    ' ベクタ フォントを表示する (初期値 True)
    'FontDialog1.AllowVectorFonts = True

    ' 縦書きフォントを表示する (初期値 True)
    'FontDialog1.AllowVerticalFonts = True

    ' ダイアログを表示し、戻り値が [OK] の場合は選択したフォントを TextBox1 に適用する
    If FontDialog1.ShowDialog() = DialogResult.OK Then
        TextBox1.Font = FontDialog1.Font
        TextBox1.ForeColor = FontDialog1.Color
    End If

    ' 不要になった時点で破棄する (正しくは オブジェクトの破棄を保証する を参照)
    FontDialog1.Dispose()

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