VB6 の関数呼び出し
- VB6
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VB6 での関数呼び出しには色んなスタイルがあります。Call キーワードを省くことも可能ですし、引数の「()」を省くことも可能です。人それぞれかと思いますが、私の視点で見やすいのはどのスタイルか検証します。
値を返さない Sub 関数の場合
VB6 ではメソッド (関数) の呼び出しの最後に「()」を付けなくても良かったりします。(というより、引数がない場合「()」を付けることができなかったりする)また、引数が 2 つ以上ある場合は Call を省略したら「()」も省略しないと構文エラーになります。
VB6.0 以前
Call cForm1.Show(vbModal, Me) ' 見やすい Call cForm1.Show ' 括弧がつけられないが、Call があって見やすい cForm1.Show ' Call を省略すると関数呼び出しか判りにくい cForm1.Show vbModal, Me ' 括弧がないので、見にくい cForm1.Show(vbModal, Me) ' 引数が複数ある時に、Call を外すと構文エラーになる
他の言語出身者のことを考えると、やはり引数があった時の「()」は見やすいです。引数がない場合には「()」を付けることができませんが、Call キーワードがあるので見やすいです。メソッドの呼び出しを「明確」にするために Call を付けるようにすべきです。
値を返す Function 関数の場合
こちらの場合は、引数がなくとも「()」がつけれますので「()」をつけるべきです。
VB6.0 以前
lReturn = FreeFile() ' 見やすい lReturn = FreeFile ' 関数なのか、変数なのかわかりにくい
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