配列を作成する
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配列を作成するには、配列を生成したい型に配列であることを示す配列修飾子を含めます。これは言語によって少し異なります。(C# などは [], VB は () です)
宣言と配列の作成は別であることに注意してください。この場合の宣言とは、配列であることを示すことまでを指します。つまり、配列の中身に何が入っているかまでは関与しない状態です。配列であるが、配列の長さが決まっていない場合もあります。
言語によって異なるので、色んなパターンをソースコード上で紹介します。特に配列の長さを決定する数字は、C# と VB では意味合いが異なることに注意してください。
サンプルコード
以下にサンプルコードを示します。
VB.NET 全般
' 各種の配列を宣言する (配列自身のインスタンスは Nothing の状態) Dim btArray As Byte() Dim sArray As Short() Dim iArray As Integer() Dim lArray As Long() Dim fArray As Single() Dim dArray As Double() Dim stArray As String() Dim oArray As Object() ' 配列自身のインスタンスを生成する (ここでの配列の長さは 0) btArray = New Byte() {} sArray = New Short() {} ' 配列のインスタンスを生成する (ここでの配列の長さは 10 で既定の初期値が格納される) iArray = New Integer(9) {} lArray = New Long(9) {} ' 配列のインスタンスを生成する (配列の長さと初期値を指定する) fArray = New Single(2) {1.1#, 1.2#, 1.3#} dArray = New Double(5) {1.11, 1.12, 1.13, 1.14, 1.15, 1.16} ' 配列のインスタンスを生成する (配列の長さを省略した場合は初期値のリストの数が配列の長さとなる) stArray = New String() {"Naka", "Jeanne", "Jitta"} oArray = New Object() {"Birth", New System.DateTime(1984, 11, 07)}
実際のコードでは以下のように、宣言と同時に配列の長さや値を初期化することが殆どです。
VB.NET 全般
' 配列のインスタンスを生成する (配列の長さは 10 で既定の初期値が格納される) Dim btArray As Byte() = New Byte(9) {} Dim sArray As Short() = New Short(9) {} ' 配列のインスタンスを生成する (配列の長さと初期値を指定する) Dim iArray As Integer() = New Integer(2) {1, 2, 3} Dim lArray As Long() = New Long(5) {1&, 2&, 3&, 4&, 5&, 6&} ' 配列のインスタンスを生成する (配列の長さを省略した場合は初期値のリストの数が配列の長さとなる) Dim stArray As String() = New String() {"Naka", "Jeanne", "Jitta"} Dim oArray As Object() = New Object() {"Birth", New System.DateTime(1984, 11, 07)}
関連するリファレンス
以下に関連するリファレンスを示します。
クラス
- System.Array クラス
技術文書
- 配列 (C# プログラミング)
- 配列の使用方法のガイドライン